ドラッグストアで買える腰痛ベルトおすすめランキング10選

こんにちは、丸鈴薬局の薬剤師(@marusuzu_ph)です。

仕事や家事などで腰に負担がかかるときや、腰痛を予防したいときに役立つ腰痛ベルト。

使いたいけれど、どれを選んだら良いかわからないという方もいるのではないでしょうか。

店頭でも通販でも多くの種類の腰痛ベルトが販売されていて、迷ってしまいますよね。

そこで今回は、身近なドラッグストアで購入できる腰痛ベルトの中でも、おすすめのものをランキング形式でまとめました。

合わせて、腰痛ベルトの選び方や使用の際の注意点についてもご紹介しています。

お近くの店舗で取り扱っている商品もあるかと思うので、腰痛ベルトを選ぶ際の参考にしてください。

症状や使用する目的に合わせて自分に合った腰痛ベルトを選びましょう

腰痛ベルトって?

腰痛ベルトは、主に腰痛の緩和や予防のために装着するもので、コルセットとも呼ばれます。

装着することで腹圧を高めて腰への負担を軽くしたり、腰が反りすぎてしまうのを防いで姿勢をサポートしたりすることができます。

ただし腰痛ベルトを使ったからといって、腰痛が完全に治るわけではありません。

普段の生活や仕事をする上で腰に不安を感じる場合に支えたり、痛みが出にくくなるように動きを制限したりするものです。

自分に合うものを選んで、うまく活用するようにしましょう。

自分に合った腰痛ベルトの選び方

腰痛ベルトにもいろいろな種類のものが販売されています。自分に合ったものを選ばないと、せっかく装着しても効果が十分に発揮されません。

実際に購入する前に、腰痛ベルトの選び方のポイントを確認しておきましょう。

サイズが合うものを選ぼう

腰痛ベルトを選ぶ上で、サイズ選びはとても大事です。

市販されている腰痛ベルトは、S・M・L・LLというサイズで展開されていることが多いので、ご自身のウエストサイズを把握した上で、それに合うものを選ぶようにしましょう。

ご家族や職場の方のものを借りているという方もいるかもしれませんが、体格があっていなければ腰をきちんと支えることができません。

サイズが合った、ご自身専用のものを持っておくことをおすすめします。

目的に合わせて選ぼう

腰痛ベルトをどのような場面で使うのかによって、選ぶべき腰痛ベルトの種類は異なってきます。

痛みが強いときや症状が出たばかりのときに使うのであれば、腰から骨盤までサポートできるものや、伸縮性のゴムベルトで2〜3重にしっかりと固定できるのもの方がおすすめです。

仕事で重いものを持つときに使うという方も、しっかりとサポートできるタイプの方が安心です。

日常生活の中で使いたい方であれば、薄手でサポート力が軽いものでも良いでしょう。

よく動く場面で使う場合、ボーンやプレートなどが入っているタイプは動きにくく感じられるかもしれません。プレートなどが入っていないものや、固定力を調整できるものの方が使いやすいです。

症状に合わせて選ぼう

腰痛ベルトには、腰全体をガッチリと固定するものや骨盤あたりを中心に支えるものなど、いくつか種類があります。症状や悩みに合わせて、適した種類の腰痛ベルトを選びましょう。

腰を中心に固定したら症状が楽になる場合は、腰を支えるタイプのものが適しています。

骨盤あたりを固定した方が楽になるのであれば、骨盤ベルトと言われるやや幅の狭い骨盤を支えるものの方が良いでしょう。

できれば売り場で試着をしてみて、症状がどれくらい楽になるか、つけ心地や動きやすさを確認してから購入することをおすすめします。

近隣のドラッグストアで試着ができない場合は、自宅にあるさらしのような布などで固定してみて楽になる方を確認すると、選ぶ目安になります。

おすすめ腰痛ベルトランキング10選

ドラッグストアで取り扱われている腰痛ベルトの中から、おすすめのものをランキング形式でまとめました。

機能や特徴、価格などを紹介していますので、腰痛ベルトを選ぶ際の参考にしてください。

店舗によっては取り扱っていない場合もありますので、購入される場合はご自身で確認をお願いいたします。

※価格はすべて2020年5月15日時点での価格です。

1位:バンテリンコーワサポーター 腰用 しっかり加圧タイプ 

サポーターやテーピング用テープ、痛み止めなどのラインナップがあるバンテリンシリーズ。

こちらの「しっかり加圧タイプ」の腰痛ベルトは、腰の上部から骨盤まで広くしっかり支えてくれるタイプのベルトです。

背部から下腹部にかけて伸びるクロステープ構造が、腹部を加圧しながら支えます。

背部には腰が過剰に反ることを防ぎ、姿勢を支える特殊形状のハードパネル入り。

補助ベルトで固定力の調整も簡単にできます。

サイズ展開はM・L・LL・3Lの4種類で、価格は3,661円 。

体格がしっかりされている方向けに、ワイドタイプ(3Lサイズ) もあります。

2位:バンテリンコーワサポーター 腰椎コルセット 

もっとしっかりと腰を支えたいなら、同じバンテリンシリーズの腰椎コルセットがおすすめ。

「しっかり加圧タイプ」は幅16cmなのに対して、こちらの腰椎コルセットは幅24cmあるので、腰の上部から骨盤まで広く支えることができます。

背部に入っている特殊形状ハードパネルとダブルテーピングベルトが、腰にフィットしながらもしっかりと固定。

側部はストレッチ性のある生地を、背部には通気性の良い生地を使っており、使用時の快適さにも配慮されています。

サイズはM・L・LLの3サイズ、価格は5,215円 です。

3位:中山式 腰椎医学 コルセット  標準タイプ

腰を支えて負担を軽減するタイプのサポーター。

背中側に入っている2本のボーンと補助ベルトが腰椎をしっかりと支えてくれます。

装着時のムレが気になる人でも使いやすいメッシュ素材で、腰の圧迫感を感じにくい形にカットされています。

Sサイズから3Lサイズまで展開されていて、スリムな方から体格の良い方まで対応しています。価格は6,600円(税込)。

4位:白十字 FAMILY CARE 腰ガードコルセット 

ガーゼや絆創膏など、医療機関や家庭でのケアに使われる資材を扱っている白十字。

ベルトやサポーター類も複数展開しており、中でも腰痛で悩む方におすすめなのが、こちらの腰ガードコルセットです。

幅22.5cmとワイドサイズで、背中に入っている2枚の指圧版が腰の動きを抑えてくれます。

補助ベルトは弱い力でもしっかりと締められる滑車式で、背中部分はクロス仕様。しっかりと固定してズレにくいつくりです。

ムレにくいメッシュ素材を採用。サイズはS〜M、M〜L、L〜LLの3種類で、価格は6,723円 です(税込)。

5位:フェイタス メディカルサポーター  腰用

市販の湿布薬で知られている、フェイタスが展開している腰ベルト。

リハビリテーション用装具から発想を得た独自のガード構造を採用していることが特徴です。

背部ある2本のバックボーンと、左右それぞれにあるサイドボーンが腰を支えてくれます。

補助ベルトはないものの、体の形に合わせたV字型にすることでズレにくい設計になっています。

薄さ約0.6mmで通気性もよく、夏場で汗をかきやすい時期にも使いやすい腰痛ベルトです。

サイズ展開はM・L・LLの3種類、価格は6,000円(税別)。

6位:中山式 ボディフレーム 腰用ハード 

骨盤を中心とした腰回りをサポートするタイプの腰痛ベルト。

滑車式の補助ベルトと弾性のあるボーンで腰を支えます。

幅はスリムで手軽に装着できます。

サイズはM・L・LLの3種類、価格は3,850円(税込)です。

7位:山田式 BLACKコシラーク ワンタッチベルト 

誰でもワンタッチで簡単に着用できる腰痛ベルト。

背部に入っている取り出し可能な大型保護プレートと左右のコイルボーンで、腰をしっかりと支えます。

背部のセラミクロス(遠赤外線放射体)は保温作用が期待できるので、冷えが気になる方におすすめです。

年中快適に使えるメッシュ素材で、サイズはMとLの2種類。価格は3,980円(税別)と、ワイドタイプの腰痛ベルトの中では比較的リーズナブルです。

8位:matsukiyo 高機能加圧固定腰椎コルセット 

ドラッグストア「マツモトキヨシ」オリジナルの腰椎ベルト。

幅19cmとワイドサイズで、滑車の原理を利用した補助ベルトと2本のボーンで腰を支えます。

夏でも快適なメッシュ素材で、サイズはM・L・LLの3種類。

価格は3,828円(税込)と手頃なのも特徴。

9位:山田式 ブラック腰椎スリムコルセット 

骨盤ではなく腰を支えるスリムタイプの腰椎ベルト。

つけたままで座っても苦しくないので、ワイドタイプの腰痛ベルトがが苦手という方におすすめです。

幅約15cmながら、2本のボーンとV字型補助ベルトできちんと腰をサポートします。

サイズはM・L・LLの3種類で、価格は3,600円(税別)です。

10位:M’s one 骨盤ベルト 

天然ゴムを使用した骨盤を支えるタイプの腰痛ベルト。

ゴムの収縮力と弾力性で骨盤を支えて腰痛を緩和します。

ベルトそのものは薄手でパンチ穴が空いているので、通気性も良いです。

ベルトの金具やボーン、プレートなどもないのでかさばらないことも特徴です。

サイズはS〜M、M〜Lの2種類。価格は2,076円(税込)です。

腰痛ベルトを使うときの注意点

せっかくご自身のサイズや症状にあった腰痛ベルトを買っても、使い方が間違っていると効果が発揮されません。

正しく使用できるよう、腰痛ベルトを使う際の注意点をご紹介します。

製品それぞれの使い方をきちんと確認しよう

腰痛ベルトはそれぞれ特徴があり、装着の仕方も異なっています。

当然のことではありますが、腰痛ベルトを購入したら、まずはどのようにつけるのかを確認するようにしましょう。

腰痛ベルトを付けっぱなしにしない

腰痛ベルトをつけていると楽になりますが、常に装着した状態でいると腰の筋肉が衰えてしまうとも言われています。

筋肉が衰えると腰を痛めやすくなってしまいますので、必要なときに装着するようにしましょう。

寝るときには腰痛ベルトを必ず外す

朝起き上がるときが不安だからと、腰痛ベルトをつけたまま寝る方がもしかしたらいるかもしれません。

腰痛ベルトは、起きているときの姿勢を支えたり、動くときに腰の負担を軽くしたりするためのものです。

寝ているときに装着すると、腰を圧迫して血行不良を招くおそれがあります。

就寝時は必ず腰痛ベルトを外してから横になりましょう。

痛みが強いときは病院へ行こう

腰痛ベルトを使っても痛みが取れないときや、痛みが激しくて動けないときなどは、無理をせずに病院を受診するようにしましょう。

痛みが治らないのに適切な対処をしないままにしていると、治りにくくなってしまうこともあります。

何か病気が隠れている可能性もありますので、腰痛を発症したら一度は病院で診察してもらうことをおすすめします。

医師に診察をしてもらって、必要だと診断されれば体にあったコルセットを処方してもらうことも可能です。

市販のもので対処できればそれに越したことはないかもしれませんが、痛みが強かったり、長引く場合は無理は禁物です。

ドラッグストアで買える腰痛ベルト(コルセット)まとめ

手軽に購入できる市販のコルセットは、正しく使えば腰痛の発症・悪化予防の役に立つでしょう。

それぞれの商品に特徴がありますので、利用する場面や症状に合わせて選ぶことも可能です。

価格だけにこだわらず、ご自身に合った腰痛ベルトを選びましょう。

腰痛ベルトの選び方まとめ
  • 自分に合ったサイズを選ぶ
  • 症状によって腰痛ベルトと骨盤ベルトを選ぶ
  • 使用環境や目的で通気性・付け心地・サポート力など選ぶポイントは変わる

使ってみて合わない場合と感じた場合は、無理に使い続けずに別のものを試してみることも必要です。

痛みが強いときは無理をせず、病院に行くという選択肢も検討してみてくださいね。

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