妊娠したかもしれないと思ったらなにをすればいい?確認方法・初診は何科へ行けばいい?

薬剤師 村上亮太

薬剤師 村上亮太

 

1986年生まれ・千葉県出身。薬剤師。2009年東邦大学薬学部卒業、薬剤師免許取得。大手医薬品商社の勤務を経て、東京都特別区職員として保健衛生行政に従事。 2019年株式会社丸鈴薬局取締役に就任。薬剤師の独立支援、コンサルティングにも定評。

「生理が遅れている」

「体調がいつもと違う」

「もしかして、妊娠した?」

そんな変化に気づいたら、まずは何をしたら良いのでしょうか。

初めてのことで、どうしたら良いかわからない方も多いと思います。

そこでこの記事では、妊娠かもと思ったときにやるべきこと、受診の際に必要な知識についてまとめました。

妊娠かも、と思っても落ち着いて行動しましょう。

まずは妊娠検査薬で調べてみよう

妊娠したかもしれない、と思っても、もしかするとちょっとした体調不良かもしれません。

病院へ行く前に、まずは妊娠検査薬を使って調べてみましょう。

妊娠検査薬はドラッグストアなどで販売されており、尿をかけるだけで 妊娠有無を簡単に調べることができます。

妊娠検査薬の多くは、生理予定日の1週間後から検査が可能です。

早すぎると正しい結果が出にくくなりますので、添付文書をきちんと確認した上で、正しい使用方法で検査をしましょう。

1回検査したら、その結果が絶対に正しいというわけではありません。

排卵のタイミングが予定よりずれていたなど、正しい使い方をしても陰性になることがあります。

検査結果が陰性だったにもかかわらず生理が来ないという場合は、1週間後を目途にもう一度検査をしてみましょう。

生理予定日当日から使用可能な妊娠検査薬もありますが、一般用医薬品ではなく医療用医薬品としての取り扱いなので、限られた薬局でしか販売されていません。

どうしても早く検査したいという場合は、取り扱っている薬局を調べてみてください。

妊娠検査薬についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

初診に行くための準備

妊娠検査薬を使った結果が陽性だったら、病院を受診しましょう。

初診で病院を訪れるタイミングとしては、妊娠5週ごろ(生理予定日から1週間後ごろ)がベストです。

この時期であれば、ほぼ確実に子宮内に胎嚢が確認できると言われています。

初診の時期が早すぎると、胎嚢(胎児が入っている袋状のもの)が確認できないこともあります。

逆に遅くなってしまうと、異所性妊娠(子宮外妊娠)などを発見できず、卵管破裂などを起こしてしまう可能性もあります。

早く知りたいという気持ちもあるかもしれませんが、胎嚢が確認できなければ再度受診しなくてはならず、診療費がかさんでしまうことにもなります。

妊娠が疑われるときは、適切なタイミングで受診するようにしましょう。

初診時に持っていくもの

産科や産婦人科を受診する際は、以下のものを持っていきましょう。

  • 健康保険証
  • 基礎体温表
  • 最終月経日や妊娠検査薬で陽性が出た日など、体調に関することがわかるもの
  • お金(妊娠に関するものは自費なので、多めに1万円ほど)
  • 生理用ナプキン(内診で少量の出血をする可能性があるため)
  • お薬手帳(普段飲んでいる薬がある場合)

受診予約をする際に、病院から持ち物に関して案内がある場合もあります。

心配であれば、予約時に必要なものについて確認しておくと良いでしょう。

初診時の服装

産科や婦人科を受診する際は、上下分かれた服装がおすすめです。

ワンピースなど上下がつながっているだと、診察の際に全て脱がなければならないことになりかねません。

トップスは前開きのものなど、腹部を見せやすいものを着ていきましょう。血圧を測ったり採血をしたりしますので、楽に袖をまくれるような服だとらくちんです。

内診時に下着を脱ぐので、ボトムスはスカートの方が便利です。タイツなどは着脱に時間がかかってしまうので、避けた方が無難でしょう。

顔色で体調を見ることもあるので、メイクは濃くなりすぎないように気をつけてください。

初診は何科に行けばいい?

妊娠が疑われるときに受診すべき病院は、「産科」または「産婦人科」と標榜している診療所やクリニックです。

医療機関によっては基本的に予約制で診療をしているところもありますので、受診前にホームページなどで確認しておきましょう。

産科や産婦人科は、妊婦検診から出産、その後の検診まで通うことになります。

自宅からの通いやすさや待ち時間、万が一のときに行ける距離かどうかなども考慮して選ぶと良いでしょう。

もちろん途中で転院することもできますが、初診の時点で病院の情報を集めておくと安心です。

産科と標榜していない婦人科の診療所やクリニックでも、妊娠しているかの診断や初期の妊婦検診などは対応していることがあります。

まずは検査をしたいということであれば、近くの婦人科で対応しているかどうかを調べてみても良いかもしれません。

総合病院や大学病院、国公立病院などの大きな病院は、紹介状なしで受診すると初診料以外にも料金が必要となります。

金額は病院によって差がありますが、初診は5,000円以上となっていますので、注意しましょう。

妊娠したかもしれないと思ったらするべきことまとめ

妊娠していることがはっきりするまでは、不安なことも多いと思います。

しかし、検査のタイミングには適切な時期がありますので、むやみに行っても正しい結果を得られないこともあります。

まずは落ち着いて、今は何をしたら良いのかを確認することが大切です。

そして妊娠検査薬の結果が陽性だったら、病院を受診する準備をしましょう。

体調が不安定な場合もあるかもしれません。無理をせず、体を大事にして過ごしてくださいね。

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